洞窟酒
先日、栃木に行ってきた目的の一つがある酒蔵を見学するのが目的の一つでした。
栃木県烏山町にある島崎酒造さん。
ここの酒蔵では、普通にお酒を造っているのですが、日本酒の古酒を造っていることでも有名で、しかも古酒を熟成させるのに洞窟の中で熟成させるという、かなり珍しい酒蔵。
もともとは第二次世界大戦の末期、戦車の製造工場として秘密裏に彫られた洞窟。
実際は工場が稼働する前に終戦を迎えたので、使用されることがなくそのままにされていたところを目につけて熟成庫として、10数年前より使用しはじめたようです。
烏山町の島崎酒造から車で5分程の場所にあり、車で行く途中に見える小高くなっている雑木林の山を利用して洞窟が掘られていました。
酒蔵の方に案内され中に入ると、ひんやりととして半袖では寒いくらいで、温度計を見ると14度でした。
戦争当時、洞窟を掘るのに、機械などなかったため、延べ600メートル、720坪の坑道はすべて手で彫られていると聞いて驚きました。
もう古い話で秘密裏に作られたこともあり、あまりこの洞窟に関しての資料がないようで、詳しいことは分からないようですが、外国の人に掘らせたとか、戦争にまだ行けない学生が掘ったとか、地元のお年寄りに聞くといろいろの答えが返ってくると説明してくれました。
この坑道を歩きながらいろいろな説明をしてくれるのですが、天井から垂れてくる水や、何匹ものコウモリが足音に驚き飛び去ってゆくのが、なんとも雰囲気のある場所でした。
さて、ただ見に行ってきただけでなく、お酒を買うのも目的の一つでして、13万本貯蔵されている中の一部に「オーナーズボトルと呼んでいるボトルを最後に見せてくれました。
これは、10年、20年と基本的に分かれており、子供の生誕記念や就職の記念などにお酒を買われる方が多いようで、洞窟使用料込みで10年で15750円、20年で31500円となっておりました。
日本酒でこの値段と聞くと少し高いような気がしますが、10年、20年寝かせたワインを買うことを考えると安い買い物になるとおもいます。
熟成させることによりおいしくもなり、先々の楽しみが詰まってきますのでお勧めです。
最後の写真の様にボトルが寝かされており、ここには写っていませんがラベルは生まれたばかりの子供の写真が貼ってあったり、思い思いのコメントが書いてあり、贈り主の思いが込められて、とてもいいものを見せていただいただきました。
http://www.azumarikishi.co.jp/index.shtml
誰でも見学させてくれるので、ご興味のある方はHP見てみてくださいね。
近くを流れる那珂川にはアユを捕るヤナで遊べたり、滝があったりとなかなか楽しい町ですよ。


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