シャトゥーン
怖いです!へたなホラー小説より何倍も怖いです。
シャトゥーン 増田俊成 宝島社
よく、「 一番強い猛獣は? 」など会話の話題になり、大抵ライオンやトラが挙げられますがこの本を読むと間違いなく「 羆 」と思ってしまいます。
大きいものだと350キロを超え、車をも壊す力を持っているこの動物。
その中でもシャトゥーン ” 穴持たず” と呼ばれ、冬になり冬籠りをしそこない、腹を空かせ、凶暴さを増し、人間を襲う恐ろしい羆。
平均気温は北極圏より低い、北海道北端の大樹海( 天塩?)冬にはマイナス40度を下回る極寒の地で繰り広げられる羆と人間の戦い。
羆に襲われ電話も通じない山の中のプレハブ小屋に逃げ込んだ密漁者。
小屋には鳥の研究をしている者たちが、山の中で年越しをするために集まっていたところ。
楽しく年を超す為に集まった山小屋にシャトゥーンがさらに襲いに!
突然小屋が揺れたかと思うと窓から羆の手が伸び外に連れ出され、体は引きちぎられ内臓をむしり食われる犠牲者。
次々に襲いかかる羆に冷静さを失ってゆく人間たち・・・・・・・。
いやぁ~怖いです、ですが一気読みです。
第5回「 このミステリーがすごい! 」 大賞優秀賞受賞作品。
羆の小説というとやはり羆を題材にした実話をもとに書かれた「 熊嵐 」 吉村昭氏 の小説も思いだされますが、ついこちらも読みたくなってしまいます。















「 黄色い目の魚 」に続いて佐藤多佳子さんの本は二冊目。












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